着物地からドレスへの最近のブログ記事

着物地(羽織)から演奏用ドレスにリメイク 仕上がりました。 

リメイクの場合は 生地を着物地からドレス地に変身させてから ドレス作りに入ります。
手間は多いのですが 和のにおいを消して このように生地変えをしないと ドレスの持つ雰囲気が出ません。 

総ての着物地をこのように生地変えする訳ではありません。 色、柄行きに合わせた方法を執ります。

600-2a.jpgほぼご希望に添った仕上がりになっています。 
このドレスには 羽織反物 一反総てを使用しています。 (羽織は前身頃が重ならない為 生地が切り落とされマチと袖口に使用)この部分の生地が利用できない為 工夫が必要です。

500-c.jpg演奏会 当日のお客様の着用風景です。  右のお嬢様のドレスも以前に製作させて頂きました。


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着物地(羽織)から演奏用ドレスにリメイク ドレスの裾位置は最後の仕上げの仕事になります。
仮縫いの時点で着用者のドレス丈を決めます。 

ロングドレス丈の決め方  
1、前スカート丈は 靴を履きドレス着用で床面までの丈になります。 歩いた時に靴先が出る状態でドレスを踏んだり まとわり付いたりしないドレス丈が理想です。

2、ドレスの脇部分までは床面すれすれのスカート丈になります。

3、脇から後ろに向っては少しトレーンが必要です(軽い素材やデザインにより前丈と均等にする場合もあります) 後ろのトレーンはドレスの広がりと流れが優雅に見えますので ウエディングドレスほどのトレーンは必要ありませんが ほど良いトレーンはステージ上の動きが優雅に見えます。


DSCF1286.jpg写真のドレスは着物地にオーガンジーが重ね合わせになっているので まず生地の動きをおさえるシツケを入れ 仕上がりのスカート丈を決め ヘムの折位置を決めます。

DSCF1284.jpg表地の裾位置が決まってから 裏地の裾位置を決めます。
この時はドレスを裏返しにして 表の仕上がり線より控えた線を決めます。

※ 身頃の裏地の色の違いは 身頃部分のみ吸湿発汗性裏地を使用しています 
   スカート部分のキュプラとの色の同色がない為です。


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着物地[羽織)から演奏用ドレスにリメーク 
お客様のお好みに合わせて きらきらスパンコール刺繍をいれます。

色、柄が少しおとなしいので スパンコール刺繍をご希望でオーガンジーの下に刺しています。

DSCF1273.jpg
DSCF1275.jpg

オーガンジーを上に重ねると  キラキラスパンコールも ほど良く輝き 輝き過ぎる事はありません。
ライトに当たると その瞬間は華やかさを発揮します。

極薄地のオーガンジーは ラメやスパンコールの輝きを押さえたり 着物地を洋服地に変化させたり と なかなか しゃれた表現をします。

着物地だけでのドレスは 素敵なのですが デザインと素材が合わず違和感があります。
何か 一工夫が必要になります。

誰の目にも シルエットや素材が 自然体に映る事が 重要な気で致します。


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着物地(羽織)から演奏用ドレスにリメーク 本仮縫い準備が出来ました。

ほぼ仕上がり状態のシルエットですが 十分な動きの必要な箇所は修正が出来るようになっていて 手縫い常態になっています。
このような状態で 本仮縫いにはいります。

本仮縫いでは 十分な楽器演奏が出来るように お客様の動きに合わせての仮縫いになります。

演奏用のドレスは それぞれお客さまの演奏スタイルがあり 左右の違いは必ず出ます。
単なる試着だけでは 左右の違いは発見できません。 
十分な動き そしてそれぞれの楽器の演奏中にドレスが体に馴染み 左右の違い発見できます。

その左右の違いをドレスに組入れる事が 一点物のオーダーの物作りとなります。

DSCF1267.jpg          ドレス全体のシルエットです。

DSCF1269.jpg白のしつけ糸は着物地とオーガンジーの重ね合わせの 生地ずれのないようにしています。
厚地の着物地と極薄地のオーガンジーの 余裕分のいれ加減は 高度な縫製技術が必要です。
熟練のスタッフの腕の見せ所になります。

肩、衿ぐりの 別生地(楊柳ジョーゼット)は バイオリン奏者の為 オーガンジーは滑りやすい為と ふんわり感の衿がお好みなので この様なジョーゼット素材を使用しています。 

ジョーゼット地の生地色は限られた色しかなく 写真はグレーと茶系を重ねて色を作っています。
全体のドレスに色を合わせ過ぎると 生地に光沢がなく 第一印象の顔周辺の 衿ぐりが重くなるので このような色は配色にしています。



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着物地(羽織)から演奏用ドレスにリメーク 身頃の裁断 
衿ぐりの色合わせは お召しになるお客様の顔立ちに合わせ生地色を慎重に合わせます。

DSCF1197.jpg身頃のパーツを裁断した様子です。

えりぐりヨークと衿は別生地を使用します。 (着物生地では不足していますので)

衿が別素材の為 衿の色合わせは慎重にします。

DSCF1199.jpg   グレーにした場合

DSCF1200.jpg     薄茶系にした場合

これだけの部分でも 随分仕上がりが違ったドレスになります。

お召しになる お客様の雰囲気で 選ばなけらばなりません。 
 
もちろんお客さまのお好みを優先しますが お好きにどうぞ では 
必ずお客様の後悔が出ます。  ので 

AはBよりも何々だから Aはいかがでしょうか? の動意でお薦めしないと 先へは進みません。

迷って進んだ仕事は 最後まで 迷い続けますので その要所、要所には必ず確認を入れます。
ほぼ仕上がってから どん伝返しも 極まれにありますが もちろんそれにも対応させて頂いています。(当日会場に持ち込む事もあります)

その都度のお客様との決心の交渉は 縫製がいかにきれいに仕上がるか にもなり  最善の注意をしながら 進行します。



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着物地をドレスのパーツに裁断しましたが このままの着物地からはドレスの雰囲気は出ません。
美露土のリメーク方法は 極薄地のオーガンジーを重ね 生地の表面に光沢を出します。

ドレスの生地と着物地との違いは 生地の光沢がある事でドレスの雰囲気が出ます。

着物地をそのままドレスにリメークしても 今ひとつドレスの雰囲気が出無いのは 表面に光沢がない事が大きく影響します。

材料を生かし直すことをします。 お料理では下味を付ける様な手間を 裁断の状態でします。

DSCF1172.jpg上に重ねるオーガンジーを枚数裁断します。

DSCF1176.jpg着物地を裁断した上にオーガンジーを重ねます。
NO4の写真と随分生地の表面が違って見えます。  この光沢感がドレスの雰囲気を持つようになります。   
オーガンジーは柄によって前面に重ねる場合と 部分に重ねる場合があります。
本来の着物の柄やデザインにより その都度変えて こだわりの一点物作りをします。


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着物地(羽織)から演奏用ドレスに 一番大きなスカート部分のドレスのパーツを裁断します。

着物巾はドレスにしては狭いので 全パーツの合計数を確認した要尺から割り出します。

DSCF1170.jpg 
着物生地を裁断するには いくらか抵抗がありますが ドレスにする時は着物仕立てのように縫い込むことをしませんので 確認後 思い切り裁断をします。

500-1a.jpg
スカート部分のパーツを柄位置を見ながら 配置をします。
スカート部分は2パターンの型紙を利用します。


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着物地(羽織)から演奏用ドレスにリメークします。洗い張り、ゆのしが上がりました。

DSCF1145.jpg羽織を解体して 元の反物にもどしてから 洗い張り、ゆのし加工に入り これからドレスのパーツを置き生地の要尺を確認します。

DSCF1155.jpg着尺巾 36c巾に各パーツが納めれるように パターンを作ります。
このお客様は数着お作りなので お客様専用のパターンが出来ています。

ドレスのパターンは身頃とスカート部分から構成されています。
基本型 にデザインの余裕分などを入れたりするので ウエストの接ぎの寸法の確認を慎重にします。

DSCF1156.jpg今回は全体に飛び柄なので 柄配置は気になりませんが
柄によっては 柄位置に大変注意しなけらばならない物もあります。

着物地のみの使用は ドレスの雰囲気が出ませんので 次の段階でマジックをします。


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着物を解体する時は 最終の縫いあがりから 解きます。

着物は袖付けが最後になりますので 先ず 袖から外してゆきます。

DSCF1119.jpg

縫いあがりの順番から戻る解き方が きれいに傷みが少なく 元の反物に戻ります。

DSCF1117.jpg

羽織の衿部分をはずします。 衿部分の生地は汚れや焼け部分が一番少ないので リメークする場合は一番重要な位置に再利用します この部分は一番丁寧にはずします。

 

DSCF1120.jpg羽織のパーツを全部解体した様子です。 

これからつなぎ合わせて ゆのし しみ抜き屋さんの外注に出します。

 

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羽織から 演奏用ドレスにリメークをします。

最近は着物をお召しになる方もめっきり少なく それでも 少しづつ増えています が このような羽織になると もっともっとお召しになる方は少なく ただただ どこのお宅にも箪笥で長い眠りについていますね。

このように 長い間眠っていた羽織を 今から演奏用ドレスに復活させます。

 

羽織地の要尺からは ドレスにするには要尺が不足しますが 別布とのコンビで製作します。

このコンビの生地との相性がドレス製作には 大変良いバランスになります。

先ず羽織の姿から リメークアップまで ご紹介をして行きます。

DSCF1113.jpg

    柄のモチーフがしゃれています。  この柄の生かし方がドレス製作のかぎのようです。


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