演奏ドレスの専門店オーダードレスの美露土

デザイナー日記

生地の紹介

ロングドレスの裾は傷みやすいです

18/05/08 |カテゴリー:演奏用大人ドレス ,生地の紹介
ロングドレスは裾が床をすっていますのでデリケートな生地は生地が傷みます 
そのキズが本体にまで響く事がありますので 裏の裾始末は注意が必要です。 

本来 広がりのあるドレスの裾はドレスの動きが自然になる様に軽い上げにします。 
三つ巻やかがりロックの細い線状の仕上げ方をします。

生地の種類や デザインによっても裾の仕上げ方は違っています。

今回は 生地表面がでこぼこのある オーガンジーにモール糸を織り込んだ生地の裾始末の様子の説明になります。

ドレスの3枚接ぎや4枚接ぎのスカート部分の裾はカーブ線を描きヨコ地の目が通っていません。
そのカーブに添って裾上げをしますが 生地が斜め地になりほつれやすくなっています。

そこで 生地の傷みを押さえる為に 別生地(テープ状のオーガンジー生地)で裾の折り返り分を作ります。
透ける生地は出来るだけ折り返り分は細く仕上げます。

フラットなオーガンジーで裾の裏部分の折り返しをしますので裾が強化され 表生地のモール糸の引っ掛けも防ぐ事が出来ます。

生地の延長での折り返りでは折り返りが分厚くなり踏んだり 床を擦ったりした時に表生地の上部分までも生地の糸を引いてしまう場合があります。

生地がフラットでない場合は ロング丈でない時も別生地での裏始末がお薦めです。

透ける素材は出来るだけ細く仕上げる事がポイントになります。


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プロフィール

湯谷 知子
ドレスデザイナー
生地アドバイザー
デザイン、パターン、製作 の一貫性を通した30年来のドレス作りをしています。
軽く、機能性のある演奏向きのドレス作りは 演奏者の方々には大変好評を得ています。
デザイナーの湯谷知子自身が お客様のご要望をお聞きしてご相談しながらのドレス作りを行っています。
会話の中から お好みや雰囲気をキャッチします。